違法サイト「シルクロード」により飛躍

これまでにない仮想通貨という概念から誕生したビットコインでしたが、初値は0.00076ドルしかなく、これといった使い道もなかったためその後も伸び悩んでいました。

しかしその1年後、「シルクロード」というサイトでビットコインが利用できるようになってから価格が急騰するようになっていきました。

この「シルクロード」というサイトは通常のホームページではなく、「違法薬物のアマゾン・ドットコム」という異名から分かるように、おおよそ考えうる違法薬物の全てが販売されていました。それらに加え、盗難品のクレジットカードや児童ポルノ、兵器、殺人の請負に至るまで非合法な商品や情報のやり取りもされていました。

そのため、ビットコインの「匿名性」が利用され、2011年2月からFBIの摘発によってサイトが閉鎖される2013年7月までに売り上げが951万ビットコイン(当時の額で5700億円)にものぼったとされています。シルクロードの主宰者である「ドレッドの海賊王ロバーツ」は、そのうち6%にあたる340億円を手数料で抜いていました。

bitcoinchartなお、FBIによってサイトが閉鎖されたのち、新たに「シルクロード2.0」が立ち上がったのですが、こちらも2014年11月にFBIの摘発を受けて管理人ブレーク・ベンサル容疑者が逮捕されています。