コンピュータパワーの提供

 ビットコインにおける採掘(マイニング)は、「無料で配布されている『発掘プログラム』をコンピュータにインストールして実行させる」ことでコンピュータパワーを提供、それに見合ったビットコインが送られるというものです。

よく、ビットコインのマイニングは金を採掘するのに似ている、などと表現されますが、このことが逆に理解しづらくさせているような気がします。

具体的には、マイニングプールと呼ばれる会員制のサイトに登録し、自分のビットコインアドレスを入力して計算スタートボタンを押すと、勝手に採掘が始まります。

採掘に参加する人はパソコンの計算パワーで新たな通貨を採掘し、その価値をブロックチェーン(ビットコインクライアントをインストールしているコンピュータが常に互いのデータを更新し続けること)にブロックを記録して証明し合っているため、この採掘という行為が暗号通貨の不正を防ぐ役割も果たしています。

具体的には、「SHA-256」というアルゴリズムに基づいたハッシュ値(暗号)を解読するとブロックとして記録されるため、採掘という名の「ハッシュ値計算競争」をしていることになります。

ただし、採掘は進めば進むほど難易度が上がるため、現在では採掘専用のパーツを買ったり複数のPCパワーを利用しなければ難しく、普通に行うと電気料金がかさむだけという状態になっています。

また、すべてのビットコインが採掘されるのは2141年ごろと100年以上先のことで、微々たる金額ですが「取引手数料」がビットコインの高山に循環して蓄積される仕組みとなっているため、上限である2100万枚採掘されたあとでも採掘し続けられるようになっています。

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